脱作曲初心者!知っているとすごく便利なメロディーにコードを付ける方法

      2016/02/07

知らなかった猫

 

今回はメロディーに対するコードの付け方を解説していきます。

「良いメロディーが浮かんだから完成させたい!」とか「ギター適当に弾きながら作ったんだけど何かコード進行がイマイチ…」という方に向けてわかりやすい理論を使って書いていきます。

あと結構いると思うんですが、すでに作曲&コード付けが感覚でできる人。「いつも適当にコード進行作っているわー」って方も今の制作の補足知識として知っているとお得ですぜ。

 

 

 

メロディーはコードトーンの音であること!

 

最初の前提としてコレ!例えばメロディーが以下の画像だったとします。

コード進行付け 

 

 

 

最低なメロディーだってことはわかっています。ぶっちゃけこんな単純すぎるメロディーはありえないのですがとにかくわかりやすくするために、あえてこのメロディーにしました。わかりやすくするためにね。

 

最初の音はE(ミ)

その後G(ソ)に行って

最後はC(ド) こいつ一小節全部伸ばしているのでロングトーンですな。

 

とりあえずはこの2小節分にコードを付けていきましょう。まず前提としてメロディーにコードをつける際は「メロディーの音がコードの中に含まれている必要があります

 

具体的にどういうことかというと、最初のE(ミ)の音にコードを付ける際はEの音が含まれているコードを使うということになります。

ではCメジャースケールにおいてEの音が含まれているコードは何でしょうか!?わからない方はコード(和音) Cメジャースケールで使用するコード一覧で確認し直してしてください!面倒くさければどうせ下に書くんでそのまま読んでってください。

 

ってことでEの音が含まれているコードは

 

C(C・E・G)

Em(E・G・B)

Am(A・C・E)

 

以上の3つになります。

じゃあこの3つどれでもいいのー?となるとストップ。

コード進行(カデンツ)をとにかく簡単に実用的に解説してみた。

 

カデンツの記事の下の方で解説した(面倒な方はry…)禁則進行の中にEmから始まるコード進行は避けるというものがありましたね。絶対だめってわけじゃないんですが使いづらいことは確かなのでここではいったん避けます。

ってことで最初のメロディーに対するコードはCかAmということになりました。

 

次はG(ソ)の音をどうするか?となるんですがその前にいったん動画をご視聴ください。

 

 

 

音楽理論初級講座なのにまさかのブギーという選択。ブーイングが聞こえてきそうですが言い訳させてください。

解説したとおりメロディーに対してコードって何種類か付けられることがほとんどなのです。そしてどのコードを選ぶのか!その選択なんですが作曲者のセンスによるんです。

 

動画だとこのメロディーがAメロかサビか、明るい曲か暗い曲かでそれぞれコードを付けてみたのですが、Amはおかしいだろと。ブギーはそもそも陽気で明るくスイング気味な音楽なのに暗いコードを中心に使っちゃうとどう考えても変なんです。この変だなという感覚をわかりやすくお伝えするためにも敢えてブギーを使ったと言っているんですよぼくは。

こんなふうに使えるコードを見つけてその後どれを使うかの選択は音楽のジャンルや作曲者のセンスによります。

 

 

コードチェンジのタイミングは曲の雰囲気による

 

もちろんメロディーがちゃんとコードトーンのに収まっていることが前提ですよ。

 

 

動画で解説したとおりですが、どこのパートなのか、どんなメロディーなのか、どんなリズムなのか等々によってコードチェンジするタイミングは変わります。

メロディーがバラードのAメロなら頻繁にコードチェンジをしてしまうと静かな雰囲気が台無しになります。逆に明るくみんなをアゲアゲ?にする曲がいいなら始終コードチェンジを繰り返す。今アゲアゲで通じるのかは知りませんが

ロックのサビならガンガンコードチェンジをしてライブに来たリスナーを揺らしたり、あえてコードチェンジをしないでリズムで縦に揺らせることを狙う。

延々と同じコードを繰り返してサビでいきなりマイナーに落として切なくさせたり、ひたすらAmのみで怪しく暗いかっこよさを演出することも出来ます。

まぁ手っ取り早っく言ってしまうと好きなタイミングで変えてOKってことです。メロディーがちゃんとコードトーンに収まっていれば特に理屈や禁則とかはありません。

 

 

バラードならセブンスをコードトーンとして使える

 

前回紹介したテンションコード。皆さん覚えていますか?(もちろん面倒なry…)テンションコードを理解しよう!① なぜテンションは難しいのか?

 

テンションはオシャレだけど濁るよーってことを書いたのですが、楽器数の少ないバラード曲ならセブンス(上手く使えばその他のテンションもOK)はほぼコードトーンとして使えます。逆にロック系の音楽でテンションをコードトーンとして扱うのは無理があります。

音楽を作る上で歪んだ音は怒りとか叫びを表現するには非常に向いているのですが、バラードのような繊細さを表現するには相性が悪すぎるという欠点もあります。テンションを歪んだ音で演奏するとどんなフレーズを弾いているのかわからない、濁ったわけのわからないものになりやすいという特徴がある以上コードトーンとして使うのはやはり難しいのです。

 

ただし安心してください!

「俺だってテンションを使いたいぜ…」というパンクなお兄ちゃん!欠点があるなら回避方法もあります!次回説明していくので待っててね!お兄ちゃん!(^q^)

 

 

ルート音(根音)とメロディーが被らないようにする

 

まぁコレはどっちでも良いと思いますが一応書いときます。

ルート音っていうのはコードの中の一番下の音、C(ド・ミ・ソ)ならドの音がルート音となります。

 

 黒くなっているところがルート音です

ルート音

 

理論上だとルート音とメロディーが被っていると響きが貧相になると言われていますが、ロック系の曲だと普通にルートとメロディーが被ることがあります。そもそもロックとポップスの境目なんて曖昧だしこの辺も耳で判断ってことで。実際ぼくもガンガン使っているし、プロの方でも当たり前に使ってますが音楽理論上ダメらしいですよ(^q^)

 

 

まとめ

 

・メロディーはコードトーンの音であること

・コードチェンジは好きなタイミングで行う

・コードの選択はジャンルやセンスによる

 

とりあえずコード付の基本はこんなところです。

最初のうちはメロディーを打ち込んで音を確認しながらコードの音と照らし合わせていくことになるので面倒だと思いますが、慣れていくと感覚でサクサクできるようになるので頑張ってみてください。

あと動画をご視聴頂いた皆さんはお気づきだと思いますが、こんなつまんないメロディーはありえないですよね。ぼくも解説用に作っていてすごいつまんなかったですもん。

普段音楽を聴いている皆さんもご存知の通りメロディーは生き物みたいに動くもので、動画みたいに単純なものはほとんどありません。コード付の基礎は解説のとおりなんですが、ココにさらに非和声音(ノンコードトーン)という理屈が入ってきます。これについて次回以降また解説していきます。

 

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