コード(和音)の解説一覧。3和音・セブンス・ディミニッシュ・テンション・sus4・オーグメント

      2016/04/09

ギター猫と楽譜

 

今回はコード(和音)の解説をします。音程の知識をメチャクチャ使うので音程に自信がない方はこちらもお読みください。短?長?完全?音楽理論初心者がつまづきがちな音程の解説

あとは以前解説したコード(和音) Cメジャースケールで使用するコード一覧も合わせてお読みいただくとわかりやすいと思います。

 

コード(和音)

 

コードとは音程が違う音を同時に鳴らしたときの響きのことを指します。

音楽を作る3要素の「メロディー」「コード」「リズム」

メロディーとリズムは何となくわかるかもしれませんが、コードに関しては音楽を作ったことのない人にはいまいちピンとこないかもしれません。しかし音楽を作る上で欠かせない理論となるのでがんばって勉強してみましょう!

 

基礎猫

 

 

3和音

音楽理論では3つの音を組み合わせてコードを作ります。「2つじゃないの?」と思った方は後々何で3つか説明するのでとりあえず黙って聞く。

 

コードは基本的に1度・3度・5度の音を使用し構成されます。

 

まず最初に鍵盤がある方はC・E・G(ド・ミ・ソ)と弾いてみてください。

Cメジャー

こいつはC(Cメジャー)というコードです。爽やかな響きがしますね。

※鍵盤ない方は下の方で動画解説してます

 

 

 

次にA・C・E(ラ・ド・ミ)を弾いてみてください。Aを1度として3度と5度の音を使用します。

Aマイナー

こいつはAm(Aマイナー)と呼ばれるコードです。Cメジャーに対し暗い響きをしているのがわかると思います。

 

 

音とは不思議なもので単音で聞くとただの音だったのに、特定の音を同時に鳴らしてあげることで明るいとか暗いという感情を持つようになります。どうして明るく感じるのか、暗いと感じるのかはまだ解明されていないので物理の先生方に任せますが、どうすればこうなるのかは音楽理論で解説していきます。

 

 

 

1度3度5度それぞれの役割

 

1度

ルート音や根音と呼ばれこの音を基準にコードが構成される一番重要な音。名前の通り構成音の中で一番低い音で音楽制作をする際は主にベースが担当する。こいつがいないとコードが成り立たないので省略できない。

 

3度

メジャー・マイナー決定音。コードが明るいか暗いかを決める。1度から数えて長3度の場合はメジャーコード。短3度のときはマイナーコードになる。1度と同時に鳴らすことで性格を持つ。逆をいうと明るさ暗さを曖昧にしたいときはこいつを省略することで表現できるよ。

 

5度

装飾音。1度から数えて完全5度の音。1度との周波数の比率が2:3で…とかいろいろあるんですが簡単にいうと1度と同時に鳴らすとめっちゃいい感じに響く音ってこと。名前の通り装飾する音なのでこいつがいなくてもコードとしては成立する。響きをシンプルにしたいときは省略したりする。

 

 

以上が構成音それぞれの役割です。

先ほど「なんで2つじゃないの?」という質問をすっ飛ばしましたが、答えとしては「別に2つでもOK」です。1度と3度があればコードとしては一応成立します。成立しますが響きが貧相だから完全5度も足しましょうってことですね。

 

ってことで次は3和音の知識を土台に応用を解説していきます。

 

 

 

応用猫

 

4和音

 

4和音は3和音にさらに音を足してコードを作ります。5度にプラスでもう一個音を足して装飾することで響きが豊かになります。

クラシック音楽などの古典的な音楽は3和音を中心に理論や制作を行いますが、現代のポピュラー音楽は4和音を中心に理論や制作を行っています。といっても基になる考え方は3和音でそれにちょっとプラスで応用って感じです。3和音だから古臭いとかダサい。ってわけではありません。一応注意。

 

 

セブンスコード

 

ってことで早速解説。鍵盤ある方はC・D・E・B(ド・ミ・ソ・シ)を弾いてみてください。

Cメジャーセブンス

※鍵盤ない方・面倒な方はサンプル↓ 最初がふつうのCで後がCM7です

こいつはCM7(Cメジャーセブンス)と呼びメジャーコードに長7度の音を足したものです。ただ明るいだけのメジャーコードが急にオシャレな響きになりますね。

 

 

次はA・C・E・G(ラ・ド・ミ・ソ)を弾いてみてください。

Aマイナーセブンス

※鍵盤ない方・面倒な方はサンプル↓ 最初がふつうのAmで後がAm7です

こいつはAm7(Aマイナーセブンス)と呼びます。マイナーコードに短7度の音を足したもので、暗い響きがちょっと緩和されやっぱりオシャレ感が出てきます。

 

 

このように7度の音はコードを装飾してくれる役割があります。ただ聞いてわかると思いますが完全5度に比べると若干のにごりが出てきます

古典的な音楽理論だとにごりはダメだ!という考えが強いため3和音を中心に解説しますが、ポピュラー音楽だとオシャレだし使い勝手が良いという理由で4和音を中心に解説されます。

音楽理論の本でも3和音を中心に使って解説しているものと4和音を使って解説しているものがあり、「こっちの本では3和音なのにあっちの本では4和音?わけわからん」となることがありますが、別に大した理由があるわけではないです。ただオシャレだとテンション上がるっしょ?ってことです。

 

 

その他の特殊なコード達

 

・テンションコード

3和音にセブンス以外の音、もしくは4和音にさらに別の音を足したものです。

別記事で詳しく書いているのでそちらをご覧ください。

テンションコードを理解しよう!① なぜテンションは難しいのか?

 

 

・ドミナントセブンス

構成音はルート+長3度+完全5度+短7度

簡単にいうとメジャーコードに短7度の音を足したもの。

G7

上の画像はGセブンス表記はG7

ドミナントコードに短7度をプラスすることでよりトニックに戻りたい不安定さを表現できる。

ドミナントの詳しい解説は下の記事を参考にしてください。

コード進行(カデンツ)をとにかく簡単に実用的に解説してみた。

 

 

・マイナーフラットファイブ

構成音はルート+短3度+増4度(減5度、トライトーン)

Aマイナーフラットファイブ

上の画像がAマイナーフラットファイブ。表記はAm♭5(Adim)

簡単に書くとマイナーコードの5度を半音下げたもの。

使いどころは一時転調する際にサブドミナントとして登場させてドミナント→トニックの流れが一般的。

詳細を書いていくととんでもなく長くなりそうなのでまた別記事で書きます。どうもすみませんね(^q^)

 

響きと使い方の一例:「Bm♭5」  Am7→Am7→Bm♭5→E7→Am7

 

 

・オーグメント

構成音はルート+長3度+短6度(増5度とも呼ばれます)

Cオーグメント

上の画像がCオーグメント。表記はCaug

簡単に書くとメジャーコードの5度を半音上げたものです。こいつも使いどころを書き出すとキリがないのでまた別記事でね(^q^)

 

響きと使い方の一例:「Caug」  C→Caug→C6(-5)→C7→FM7

 

 

・サスペンデットフォース

ルート+完全4度+完全5度。

Csus4

上の画像はCサスペンデットフォース。長ったらしいのでCサスフォーと呼ぶことがほとんど。表記はCsus4

簡単に書くとメジャーコードの長3度を完全4度に釣り上げたもの。単体で聞くと不安定だが元のメジャーコード(ここではCメジャー)に戻りたいという響きを持つ。

ちなみに完全4度じゃなくて長2度を使うこともある。ルート+長2度+完全5度ってことですね。こっちも似たように元のメジャーコードに戻りたいという性質を持ち、この場合はCsus2となる。

 

響きと使い方の一例:「Csus4」「Csus2」  Csus4→C→Csus2→C(-3)

 

 

 

以上が主なコードの解説となります。

他にもちょこちょこあるんですが特殊な音楽のジャンル(ジャズとかジャズとかジャズとか)以外では基本的に使わないのでいったん終了させて頂きます。正直言うと特殊すぎて解説できる気がしないっていうね。ジャズマンや音楽理論マニアはファイトっす。

 

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