音楽制作や作曲に理論は必要?不必要?音楽理論の必要不要議論に終止符を!

   

言い争う

 

音楽理論を書いていく前にまずこちらについて解説いたします!
音楽制作を始めた頃に必ず直面する問題ですな。
2ちゃんねるの音楽板とかバンド内でもよく必要か必要ないかで議論されているアレです。

今ざっと掲示板を見てみたところ6~7割が音楽理論は「不要」って感じでしたが、実際どうなんでしょうか?

 

 

 

音楽理論は必要です!

 

面倒なんでとりあえず結論から書いてしましたが絶対に必要です。

一概に音楽をやると言っても作曲をする、演奏をする。アレンジをするなど様々ですがCDのようにちゃんと最後のアレンジまで完成させるなら勉強していないと正直厳しいです。

嫌な言い方をしてしまいますが、掲示板とかで議論している人たちはちゃんと最後まで曲を作り通したことがあり、またそれをコンスタントに続けられるか?と聞くと大半がNoと答えると思います。

 

ちなみに必要と書くと必ずと言っていいほど

「ポール・マッカトニーやジョン・レノンは理論を知らなかった!」とか「ノエル・ギャラガーに理論なんて言ったらぶっ飛ばされるぞ!」と言われるのですがコレに関しても後述致します!

 

 

そもそも音楽理論とは何か?

課題を克服するにはまず理解すること!とりあえずWikipedia先生に聞いてみましょう!

「古代から中世にかけてのヨーロッパでは、音楽は自由七科の一科目として数学的・哲学的に説かれてきた。歴史的に知られた音楽理論家には、音の協和を説いたピタゴラス学派や逍遙学派アリストクセノス(英語版)、古代音楽理論を編纂し中世ヨーロッパにもたらしたボエティウス、旋法を説いたフクバルド(英語版)やグラレアヌス、譜表による記譜法を編み出したグイード・ダレッツォ、対位法を説いたジョゼッフォ・ツァルリーノやヨハン・ヨーゼフ・フックス、平均律を数学的に示したマラン・メルセンヌがいる。近代には機能和声を説いたジャン=フィリップ・ラモー、管弦楽法を説いたエクトル・ベルリオーズがいる。」

 

 

はい意味分かんなーい(・ω・)

知っているとかっこいい、いい曲が作れそう、正しい曲になる、プロっぽい…
おそらく今このブログを読んで頂いてる方々の音楽理論に対するイメージはそんな感じでしょうか?

 

そもそも音楽理論ってクラシック音楽を作るために作られた理論であって
何か気持ちよく聴こえる!」というものを集めただけなんです。

音楽理論の基礎であり基本である「楽典」という本があるのですが、この教科書が出版されたのは1883年!明治16年!(wikipedia先生曰く)
つまり100年以上前の教科書が現代の音大でも試験やら実技に使われているんです。
このITがあふれた時代にそんな古い教科書を使う学問も稀ですよね。

 

だからといって音楽理論をなめちゃいけません!
そもそもポップスやロック、その他多岐にわたる音楽はクラシック音楽をベースに作られそこから徐々に派生していったものでありどんな音楽でも根幹にあるのは 先人たちが残した作品が基になっています。

 

何故音楽理論が必要なのか?

 

先ほども記述しましたが音楽理論というものは要は「何か気持ちよく聴こえる!」というものの集大成なんです。

感性だけでカッコ良い音楽を作るということも勿論大切だし素晴らしいことです。ただそれが延々とできるということ、感性だけでたくさんの人に受け入れられる曲を作るということ、そして自分の曲を客観的に判断すること、それってとても難しいことですよね。

ポール・マッカトニーやノエル・ギャラガーやカート・コバーンのような天才なら必要ないかもしれません。ただ自分はそこまで天才じゃないなぁーと思うなら学んだほうが絶対に吉です!
そもそも彼らのようないわゆる天才というのはどうすれば綺麗で気持ちよく聴こえるかというのを学ぶ以前に息をするように当たり前にわかっているんです。だから天才と言われているんです!ムカつきますね!

そしてこれが一番重要!そういう天才やカリスマの周りには必ずそれをサポートするプロデューサーやアレンジャーがおり、天才の作るメロディを音楽理論を駆使して最上級の作品に仕上げていきます。これが現実です。

つまりあなたがずば抜けた天才やカリスマなら理論は不要です。レコード会社が勝手にあなたを見つけて音楽理論を理解している敏腕プロデューサーやアレンジャーを付けてくれます。ただこの記事をここまで読んでる時点で自身の音楽制作に悩みや不満、音楽理論に興味を持っていることは明白ですよね。

 

だったら学べば良いんです。良い曲を作りたいなら。

 

すごく雑な例えですが、あなたが明日大阪に行かなければならなくなったとします。
普通は新幹線や飛行機を使って移動しますよね。ところが音楽理論を知らない方は新幹線も飛行機の存在も知らず、ひたすら徒歩で移動するようなものです。
つまり最終的には辿り着けるのかもしれませんがその過程が一々長すぎるんです。そして憎らしいですが天才の奴らはそもそも足が新幹線並に早いんです。

 

音楽理論を使う際の注意点

よく音楽理論を学んでしまうと理論に縛られて曲が作れなくなる&つまんない曲しか作れなくなる…という言葉を聞きますがそんな心配は無用です。

しつこくてすみませんが何度も言わせて頂きます!音楽理論というものは「何か気持ちよく聴こえる!」というものの集大成であり、最終的にかっこ良くて感動できる音楽が作れればそれでいいんです!

つまりテキトーに弾いたり鼻歌で作曲した時にかっこ良ければいちいち理論何か気にする必要は無し!ただ何かかっこ良くないなぁ…とか次の展開どうしよう…と悩んだ時にだけ理論を使えば良いのです。手持ちの武器は多いに越したことはないのです!

 

理論は友達

 

音楽理論は素晴らしい音楽を作るためのアドバイスやヒントであり命令ではありません。理論はあなたの敵でも先生でもなく優しい友達なんですよ。迷ったり悩んだりする時にアドバイスをくれる。あなたの感性を尊重した上で使う&向き合うものなのです。

たくさんの音楽家が存在しました。音楽の父と呼ばれるバッハ。そこから発展したロマン派のベートーヴェン、リスト、ショパン。更にそこから派生して近代音楽のラヴェルやストラヴィンスキー。更に更に多くの時代を経てブルースやジャズが産まれロックを作ったエルビスプレスリーやビートルズ。その常識をぶち壊したピストルズやカート・コバーン。たくさんのミュージシャンがたくさんの名曲を作り上げてきました。

感動させる音楽を作りたいのなら先人達の残した作品と知識に敬意を払い、その理論を学んでみることがミュージシャンとして正しい姿勢なのではないでしょうか。そして学んだ上で感性を優先して使うか使わないかの選択をすれば良いのではないでしょうか。
学びもしないのに音楽理論は不要と言うのは失礼だし、同じミュージシャンとして残念に思います。

 

まとめ

・音楽理論は「何か気持ち良く聴こえる」というものを集めた集大成である。

・音楽理論は敵でもなく先生でもなく友達である

・グダグダ議論をするなら勉強しとけ

 

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