[まとめ]貧乏なDTM初心者さんへ。購入するべき8つの機材と必要な理由一覧

      2016/09/28

DTM機材

 

今回はDTMを始めるにあたり、必要な機材を個人的な考え方と独断で書いていきます。

※デスクトップミュージックの略。パソコンで音楽を制作すること。

 

ちゃんとした解説は全部他の機材サイト様に書いてあるのでそちらをご覧ください。当サイトでは必要な機材やオススメ機材ではなくどうしてその機材が必要なのか?あるとどんな良いことがあるのかを中心に書いていきます。人によっては買わなくても良いもの、安くても充分なものもけっこうあるので参考にして頂けると嬉しいです。

 

音楽機材は高いくせに、何で買わなくちゃならないのか?無いとどうしてダメなのか?をみんな中々教えてくれません。そのくせ持っていないとバカにされたり、鼻で笑われたりとクソみたいな扱いをされます。

そのへんがもう何というか…我慢ならねーので、その機材がどうして必要なのか、プロになるために機材を買う理由は何なのかということを、初心者の人でも理解できるように書いていきます。音楽やっている人間なんて大抵いい加減なやつばっかりなんだし気張らずにいきましょう!

 

 

ということで最初はDTMの簡単な流れの動画です。DTMがよくわからない人は流れを知っておくと記事内容がわかりやすいと思います。↓

 

 

 

PC

 

PC

 

DTMはパソコンへの負荷がものすごく大きくスペックが低いPCだとまともに動かないことがあります。一般作業なら問題なく使えていてもDTMではあっさりフリーズする可能性もあります。

別に新たに買う必要はありませんが、ストレス無く制作できる大体の基準を書いておきます。

 

PCの必要スペック

DTMを行う上で重要になるのがCPUメモリというパーツですね。こいつらがショボいと制作中にフリーズしたりソフトが急に落ちたりとまともに制作ができません。

 

簡易的な制作を行う人

CPUはcore i 3以上

メモリは4GB以上

 

本格的な制作を行う人

CPUはcore i 5(できればcore i 7

メモリは8GB以上(できれば16GB

 

 

わかんない人にとってはいきなりウザイ解説ですみませんね。

イメージとしてはCPUは勇者メモリは武器レベルDTMが魔王みたいな感じです。本当は全く違います。が、別にPCの解説じゃないんでこのくらいの認識で良いんじゃない?

 

CPUの勝手なイメージ

  • core i 7 → 最強の勇者
  • core i 5 → 強い勇者
  • core i 3 → 普通の勇者
  • core 2 DUO → 老いぼれ
  • core 2 Quad → 中年
  • celeron → 村人
  • Atom → 子供

 

メモリの勝手なイメージ

  • 16GBレベル → 黄金の剣
  • 8GBレベル → 銀の剣
  • 4GBレベル → 鉄の剣
  • 2GBレベル → 錆びた剣
  • 以下のレベル → 棒・ピコピコハンマー

中年とか老いぼれとか嫌な書き方をしてしまって申し訳ない。まぁ普通にネットやるくらい(雑魚モンスター)なら充分なんですが、DTM(魔王)だとそうもいかないってことです。

 

 

MacとWindowsどちらが良いのか

 

MacとWindows

 

どっちでもOK。OKだけどそれぞれ良い点・悪い点があるのでそれを書いていきます。

 

 

windows のメリット・デメリット

 

・BTOができるため低価格でDTMに適したPCが手に入る

hpやDELL等のメーカー直販PCは異常な安さ

・互換性の問題で制作中に突然落ちることがある

・「10へのアップグレードをお勧めしています!!」 ← 死ね

 

BTOは必要なパーツを積んだカスタマイズPCを発売してくれるサービスのことです。DTMを行うにはCPUとメモリが重要と書きましたが、この二種類だけ最高のパーツを積み他のパーツはグレードを下げることで10万円以下でDTMにとって最高のスペックのPCを買うことが出来ます。ディスプレイやキーボードなんかは使いまわしたりハードオフででも買えばOK。

あとはhpやDELL等のメーカーから直接購入もかなりオススメです。それなりにハイスペックなPCがメチャクチャ安く購入できます。ヤ○ダ電気とかで買うのが馬鹿らしくなる値段です。「BTOはよくわからないし、ハードル高いなぁ」って方はオススメ!

 

そのかわりWindowsは互換性とかの問題でやたらフリーズしたりソフトが落ちたりします。DTMはPCに対する負担が大きいからしょうがないのかもしれないのですが、イライラします。やればわかると思いますが本当にイライラしますよ。

 

 

Mac のメリット・デメリット

 

・全て純正パーツのため動作が安定している

・ただし高い

 

Macは全てApple社純正の部品を使用するため細かいBTOのようなサービスはありません。(簡単なカスタマイズはできます)しかし動作が安定しておりアート分野に特化した性能を持つという点ではWindowsを圧倒します。

またMacにはGarageBandという無料のDTMソフトやLogicという低価格で高品質なソフトが使えるというメリットもあります。この辺は詳しくはDAWの項で解説します。

ただし高い…高いんだよなー。Macはどんなに少なく見積もっても15万はします。貧乏人はこの時点でもうスカンピンになりそう。DTMはPCの他にも色々機材を揃える必要があるので、ここで予算を使うか他の機材に回すかはけっこう悩みます。

 

 

ということでPCは値段を除けばMacが圧勝です。予算がいっぱいある人は絶対にMacを買うべき。機能面以外にもDTMをやる人間はMacを使う人が多いため共同制作をするときなんかはファイルのやり取りが楽という点もあります。

ただしDTMは他にも揃える機材がいっぱいあるのでここで大きく予算を取ると後々苦しくなるかもしれないので気をつけてください。

 

 

オススメのPCショップ

 

pcdepot

 

個人的にオススメするのがPCデポ様。店員の方々の知識が死ぬほど豊富で用途と予算を言えばピッタリのPCを提案してくれます。パーツやスペックの解説なんかはちょっとした講義並。ノートをとりましょう。

ただMacは販売しているんですがwindowsは中古しか販売していないので注意。そのかわり店員の方によっては売っているお店やオススメのBTOショップまで教えてくれるというちょっと引く提案までしてくれます。

ありがたいのですができたら貴店で買いたい。

 

※2016年8月追記

やらかしたみたいなので、訂正させて頂きます。申し訳ございません。

確かに最近店舗に行ったらすごいことになってました…( ゚д゚)

 

 

DAW

 

DAW

 

DAWはデジタルオーディオワークステーションの略で、音楽制作ソフトのことを指します。基本的にDTMはこのソフトを使って行います。

 

 

無料DAWでできること

 

・デモ音源の制作

・ゲームや映像用の簡単なBGM制作

・CD並の音質やクオリティを求めない方

 

DAWには無料のものから高価格なものまでたくさんありますが、デモ程度の音楽なら無料版で制作することができます。バンドメンバーに聞かせるためのデモ音源だったり、弾き語りやそれにちょっと音をプラスする程度ならフリーソフトでも充分すぎる機能がついています。

簡単にいうとCD並の音楽制作はしないという方はフリーソフトでも全く問題ありませんってことですな。

 

オススメのフリーDAW

 

 

GarageBand

MacにはGarageBandというソフトが標準搭載されておりこいつが中々使えます。録音や打ち込みはもちろんエフェクター類も付属しているので簡易的な制作なら充分対応できます。

インストールやセッティングも必要なく気軽にDAWを扱える点ではやはり最強です。無精者にオススメ!

 

 

オーディオインターフェイス付属の簡易版DAWソフト

下の項で解説するオーディオインターフェイスという機材には有料DAWソフトの簡易版やグレードの低いバージョンが付属されていることが多くこちらもクオリティが高いのでオススメです。簡易版なのでCD並の制作は厳しいですが一通りの機能は備わっています。これが無料とは…良い時代ですな

 

 

Studio One

オーディオインターフェイスを買わないでもネット上でダウンロードできるフリーDAWソフトです。こちらも有料DAWの簡易版ですがはっきり言って無料とは思えないクオリティです。これをばらまく運営は少し頭がおかしい神様です。オーディオインターフェイスの購入をしないWindows環境の方は間違いなくオススメです。

 

 

有料DAW

 

・CD並の音楽制作

・プロを目指す方

 

しっかり音楽制作をしたい、音楽を仕事にしたい人は高くても必ず有料版を購入しましょう。今の時代はDAWソフトも値段が手頃になっており、プロが使用しているものでも10万前後で購入できるようになりました。一見高価格のように思えますが使いこなせれば値段以上の価値はあります。

 

オススメの有料DAW

 

機能面に関してはここでは割愛します。有料DAWは色々な種類があり、オーディオ編集に強かったり打ち込みに特化していたりと特徴はそれぞれありますがぶっちゃけそこまで機能に優劣はありません。

 

 

1位「cubase」

プロ・アマ問わず広く使われておりDAWソフトの定番中の定番です。オススメ理由は単純でみんなが使っているからつまんない理由かもしれませんので根拠を書いていきますね。

 

1)みんなが使っている = 情報量が多い

DAWソフトは操作が難しくて慣れるまでがとんでもなく大変です。初心者のうちは説明書なんか読んだところで絶対に理解できません。操作だけではありません。新しいDTM用語や機材のセッティング等使いこなせるようになるまでがとにかく苦労します。

cubaseはプロ・アマ問わずユーザー数が多い、つまりそれだけ世の中に情報量が多いのです。操作方法だけじゃなくインストールの方法、セッティング方法などたくさんの解説本や解説サイトが存在します。慣れないうちの情報量の多さというものはとにかく強い味方になります。

 

 

2)みんなが使っている = DTMレッスンスクールが必ず導入している

ユーザー数が多いためDTMスクール等の音楽教室でも必ず導入&推奨されています。逆にcubaseを対応していないDTM教室なんて見たことありません。下手にマイナーなDAWを買ってしまうと行きたいスクールのレッスンを受けられないという可能性も出てきます。DAW対応しているスタジオなどでもcubaseの導入率は高いという点もポイントです。

 

 

3)みんなが使っている = ファイルのやり取りが簡単

さらにDAWファイルのやり取りが手軽にできるという利点もあります。共同制作や出来上がった作品を渡すときなど双方同じ種類のDAWなら比較的簡単にファイルを読み込むことができます。DAWの種類が違うと一々オーディオに変換して、MIDIデータに変換して…と専門知識+手間が必要になってきます。

 

 

長くなってしまった…まぁ簡単に書くとユーザー数が多いとそれだけ受けられる恩恵も大きいってことです。もちろん操作性・機能も抜群です。

 

 

 

2位「Logic」  

 

Mac限定ソフトになりますがこちらもオススメです。理由はプロ仕様なのにとにかく安い、そして最初から入っている音源が高音質という点です。個人的に若干操作性は悪く思われますがそれは使い慣れていけば問題ないでしょう(^q^)コストパフォーマンスでいえばダントツでLogicが最強です。

 

1)最初から入っている音源(特にドラム)がとにかく音質が良く、別で買い足さなくてもクオリティの高い楽曲制作ができます。音源目当てでわざわざLogicを買い足すユーザーもいるくらいです。

 

2)とにかく安い!プロ仕様で音源も良いのに約2万5千円という驚異的な安さはありがたいです。

 

3)最大の難点といえばやはりMacしか使えないという点です。こればかりはどうしようもないです。

 

Logicはもとはドイツの会社が開発していたソフトだったのですが、Apple社に買収・機能改善されて以降、低価格で高音質なDAWソフトとして注目を浴びるようになりました。元々はMacに付属しているGarage Bandの上位版ですが、ここが大きなポイントです。

 

① Macユーザーが何となくGarageBandをいじってみる

② 面白いじゃん!ネットで検索

③ 上位版もあるんだ…プロ仕様?!しかも安い!!

④ 音楽やってる俺 = カッコ良い

⑤ 購入。以降泥沼へ welcome!!(^q^)

 

まぁ上のは極端な例えですが、多分こんな流れから実際に急激にユーザーを伸ばしています。

Apple社が開発を行っていることもあり、アップデートするたびに機能や操作性も向上しているため、今後も機能向上&ユーザー数が伸びも期待できます。次世代DAWソフトの定番になりそうですね。

 

 

3位「Pro Tools」

昔から機能性や高いクオリティを保っている老舗DAWソフトです。オーディオ編集に優れておりプロミュージシャンはcubaseよりもこちらのDAWを使用していることが多いです。プロが主に使っているというと敷居が高く感じますが意外にも操作はそこまで難しくなく慣れれば普通に使いこなすことができます。

ただ他のDAWに比べて高価格で、かといってcubaseに勝る特筆した性能があるわけではないので、正直うーんという感じです。以前購入しましたが結局ほとんど使いませんでした。

ただプロが使い続けてきたというブランド力は健在なので、将来プロミュージシャンと仕事をしたいと考えている人はオススメです。

 

 

プロを目指す人へ

 

個人的な意見で申し訳ないのですが、「初心者のうちは無料版で制作していこう」というのはオススメしません。というのも無料版ではどうしてもできることに制限があり、出来ないものはどうやっても出来ないかです。

ご自身で勉強し、制限の範囲内でクオリティを上げるということもすごく大事だし立派だと思います。が、はっきり言ってしまうと時間のムダです。一生懸命工夫して打ち込んだ音が有料版ならクリック一つで出来てしまったり、時間をかけて作った音がプリセットで最初から入っていたりします。

無料版の正しい使い方は、ソフトの操作性や音質、雰囲気・他のメーカーとの比較のためのものでありメーカーもそれを推奨しています。

予算を削減することも大事ですが、時間を有効活用することだって大事です。無料版で悪戦苦闘して時間を浪費するよりも、その時間で一曲でも多く作品を制作したほうがずっと有意義な音楽活動に繋げることが出来ます。

どうせみんないつかは死ぬんですし、それまでにどれだけ作品を作れるかの方が大事です。これだけは心の底から言えます。買いましょう!

 

 

 

オーディオインターフェイス

 

オーディオインターフェイス

 

 

オーディオインターフェイスは楽器やボーカルの録音を行う時、音を再生する時の音質の劣化を防ぐ役割をはたします。あまり馴染みのない機材かもしれませんがDTM機材としては重要な役目を担います。

というのも、そもそもPCというのは一般的な音の再生は出来ますが、音楽の制作用には作られていません。YouTubeやプレイヤーで音楽を聴く分には充分かもしれませんが、繊細な音の調整やこだわった音作りを行う際はインターフェイスがどうしても必要になります。また録音する際もインターフェイスは重要な役割を担います。PCの録音機能は外部から音を入力する際にデータとして読み込むためアナログからデジタル変換を行っていて録音した音にレイテンシー(遅れ)が生じ…

 

面倒くさいんで単純に書くと、オーディオインターフェイスがないと以下のようになります。

・録音する音質がすごくクソ

・再生する音質もややクソ

・録音できない楽器が出てくるというクソ

 

ってことです。機材というよりもPCを音楽制作用に増強するパーツをイメージしてください。

 

 

オーディオインターフェイスが不要な人

 

・デモ音源の制作

・ゲームや映像用の簡単なBGM制作

・CD並の音質やクオリティを求めない方

・録音をしない方

 

こちらも無料DAWの方同様です。音質は劣化しますがパソコンの再生機能でも簡易的な制作なら問題無いでしょう。録音はせずPC内で全て完結するのであればインターフェイスは不要です。

 

オーディオインターフェイスが必要な人

 

・CD並の音楽制作を行う方

・録音をする方

・プロになる方

 

上記の方は買いましょう。無いと最初に説明したとおり、まともに制作が出来ません。

 

 

インターフェイス購入の際の注意点

オーディオインターフェイスを選ぶ際は以下の点を重要視しておきましょう。

 

PCのbit

→ 最近のPCを使っている人はあまり考えないでも良いかもしれませんが、PCには32bitと64bitという規格があります。古いパソコンを使用している人は確認してから対応しているオーディオインターフェイスを購入してください。

 

・入出力数

→ 同時に録音できる数と同時に出力できる数ですな。

ドラムの録音やバンド全員で合わせて録音するとき等は入力数が多く必要になります。どういった録音を行いたいのか事前に考えておきましょう。

出力も同様でヘッドホン以外にスピーカーを使用する、ライブで使用する等、使用用途や再生環境を考慮しておきましょう。

 

・ファンタム電源とハイインピーダンス(Hi-z)

→ ボーカルやアコギの録音 → ファンタム電源が搭載されているか確認

→ エレキギターやベース等のライン録音 → ハイインピーダンスが搭載されているか確認

楽器によって最適な録音方法が異なります。何を録音するのか事前に考えて対応している機種を購入しましょう。

 

・48kHz/24bit以上のやつ

簡単にいうとハイレゾ規格の基準が48kHz/24bit以上なのでこれ以上の数値を選んでおいたほうが良いと思います。ハイレゾが浸透するか微妙ですが…

 

 

専門的な用語が多くなってしまいすみません。細かい点を一個一個解説するととんでもない長さになるので割愛します。わからないときは自分のやりたいことを明確にしてボーカルとギターを録音したい、PC環境はこうなっている等々…)楽器店の店員さんに聞くかググッてください(´エ`)

 

 

初心者が購入する価格帯

 

上に挙げた点だけ気をつければそこまで高額なものを購入しなくても良いと思います。というのもオーディオインターフェイスで上げられる音質はたかが知れています。

 

  • 高額なものの方が音が良いことは確かですが、音質と値段のコスパのバランスが悪い
  • 高額なものは色々な機能が付いていたり、エフェクターが内蔵されていたりとありますが、ぶっちゃけDAWで全部できること

 

以上の2点からここで予算を取るよりも、ヘッドホンやスピーカー、録音環境に予算を回したほうがずっと得策です。初心者のうちからいきなり高額なものを買っても絶対持て余します。

まぁしばらくDTMを続ければ機能とかもわかってくるし、高いものが欲しくなるので、その時改めて自分に必要なものを購入すれば良いと思います。

 

あとDAWの項でも書きましたが初心者向けのオーディオインターフェイスは有料DAWのお試し版や低グレードの付属しているものがあります。その辺も検討しながら選んでくださいな。

 

(例)↑cubase付属のオーディオインターフェイス

 

 

 

 

 

マイク

 

マイク

 

全く録音をしない方は当然不要です。録音をする方は何を録音するのかどういった用途で使用するのかを考えて購入しましょう。

 

 

ダイナミックマイクとコンデンサーマイク

 

マイクには大きく分けて2種類のものが存在します。録音する楽器や用途によってどちらを使用するのか変わってきます。

 

・ダイナミックマイクの特徴

 

・低価格で丈夫なため日常的によく使われている。カラオケやテレビ番組など、いわゆるよく見かけるタイプのマイク。

・細かなノイズや小さい音を拾わないため、ドラムやアンプからの音の録音、ライブなどに最適

・繊細な音を拾わないため、ボーカルやアコギの録音には向かない

 

ボーカルには向かないと書きましたが、仮歌を録音するのであればダイナミックマイクで充分です。簡単にいうと大雑把な音の録音をするならこちらを使用します。

使い勝手も良く、値段も1万円しないで高品質のものが買えるので一本買っておいて損はないと思います。

 

 

・コンデンサーマイクの特徴

 

・高価格ですぐ壊れるため日常使いでは使えない。

・ファンタム電源という専用電源が必要(オーディオインターフェイスに付属)

・ただしダイナミックマイクと比べてものすごく高音質。ボーカルやアコギ、ピアノの録音に使う

 

コンデンサーはダイナミックマイクに比べて細かい音まで全部拾います。繊細な音や空気感まで録音するときは購入しましょう。特にボーカル録音を行うときは無いと話しになりません

よくダイナミックマイクの売り出し文句に「プロミュージシャンが愛用!」とか「〇〇も実際に使用!」とかありますが、彼らはライブで愛用しています。レコーディングは絶対にコンデンサーマイクを愛用しているんだよ。

 

 

コンデンサーマイクの選び方

 

コンデンサーマイクは大まかに3つの価格帯に分かれます。ちなみにコンデンサーマイクはポップガード(金魚すくいみたいなやつ)とマイクスタンドと専用のケーブルが必要になるので併せて買っておきましょう。

 

・2万円前後

代表的なマイクとしてRODEのNTシリーズが定番です。コンデンサーとしては破格の安さで機能もそれなりに良くコストパフォーマンスは抜群。抜群なのですが…正直オススメはしません。

理由としては録音した音にハイブースト(高域を目立たせる)という余計な加工がされているからです。

音楽において高い音は音を華やかにしたり派手にする効果があるのですが、声質によってはキンキンした耳障りな音にもなってしまいます。一見華やかな音で録音できるため購入した当初は感動しますが、細かい調整を行う時に地獄を見ます。見ました。

 

録音の手順としては

→ まず鳴っている音、歌った音を忠実に録音する

→ その後DAWのエフェクターを使用して音色を作る

という手順が確実な方法です。RODEは最初から加工した音が録音されるため後々の加工がやりづらくなってしまいます。

 

ただし声質によってはマッチする、コンデンサーマイクとしては最強のコストパフォーマンスという強みもあるので予算のない方、録音した音を大きく加工する方は良いと思います。

 

 

・5万円前後

代表的なマイクとしてはAUDIO-TECHNICAー4040が挙げられます。音に変な加工もされておらず、そこまで高価格でもないのでオススメです。宅録やセミプロの方はこちらのマイクを愛好している方が多いですね。

今見たら3万くらいで売ってました!ぼくも買おうかなー

 

 

・20万超え

代表的なマイクとしてはNEUMANNのU87Aiが有名です。プロが使用するいわゆる一流のコンデンサーマイクです。音質としては特に何も言うことはありません。原音に忠実で最高の音が録音できます。

ただし一点注意!自宅で録音する人はこちらのマイクはオススメしません。というのもこのレベルのマイクの本当の良さを引き出すのには録音環境ができていることが前提だからです。

 

部屋の広さと音の反響を意識して、壁中に遮音材と吸音材を貼り付け、専用のブースを用意して…と最高の録音環境を用意できるのなら間違いなく真価を発揮できます。一般人には無理ですね。

簡単にいうならこのレベルのマイクはレコーディングスタジオ専用のマイクであり宅録用のマイクではないってことです。スタジオで録音する方なら良いのかもしれませんが、自宅で録音する方は確実にムダです。浮いたお金でボイトレに行きましょう!

 

 

ボーカリスト(歌い手)を目指す人

 

よく「ボーカルやります!」とか「バンドメンバー募集!当方ボーカルです!」みたいな問い合わせがくるんですが、ボーカルって一番しんどいポジションだっていうことを理解しておきましょう。

 

ボーカリストとして当たり前にできていること

・自分の最高音と最低音を把握している

・病気の時を除いて、常に最高のコンデションで歌える

・英語日本語問わず発音がしっかりとできる

・見た目に気を使っている

・音程をしっかりと確実に取れる。また狙って外せる

 

ここまでが最低ラインです。いわゆる金がかからずできることです。1つでもクリアできないのなら残念ですがボーカリストとしては確実に話しにならないレベルです。出直しましょう。クリアしている人は次!

 

 

ボーカリストとして望まれるもの

・自分の声質を理解し、得意な音楽ジャンル苦手な音楽ジャンルを理解している

・苦手なジャンルに対応する技術、もしくは機材知識を持っている

・美男美女、もしくはカリスマがある

・自分の歌を常に最高の状態でデータにできる環境にある

・メロディや歌詞の感情を読み取り、それを歌声で表現できる

・歌うことが好きである、楽しむことができる

 

ここまでがボーカリストとして欲しい技術です。全部できなくても良いと思いますが、どれか一つは誰にも負けないというものがある人はこっちから土下座してでも歌って欲しいくらいです。

太線で書いたところに機材知識とありますが、これはボーカリストとして自分の声の魅力を最大に引き出してくれる道具を把握しておけってことです。つまり紹介した定番マイクを全部使い、音質を把握し、自分の魅力を最大限に引き出してくれる機材を買えってことです。

 

面倒だなーって人や金ないからって人はやはりプロのボーカリストは無理です。

逆を言えば最初の条件を満たし、なおかつ魅力があるボーカリストの方は個人的な話で申し訳ないんですが歌ってくれませんかね?え、土下座?するするー!

 

 

 

 

MIDIキーボード

 

MIDIキーボード

 

無くても全く問題ないです、ただしあるとメチャクチャ効率的に作業が進みます。そんなに高いものでもないんだし買っとけば?

言葉で解説するのも面倒なんで動画で↓

 

 

動画では解説していませんが、周りの音を聴きながらフレーズを作れるという点もやはり大きいです。いちいち楽譜を書いてフレーズを作っていたらかったるくてしょうがありません。MIDIキーボードがあればフレーズを鍵盤で弾くだけですぐに希望のフレーズを作ることが出来ます。

 

鍵盤を弾ける人は良いものを買っておいて損はないでしょう。ペダルを付けたりすればピアノの打ち込みがメチャクチャ効率的に進みます。

鍵盤弾けない人はぶっちゃけショボいもので充分だと思います。高機能のものを買っても無駄だし邪魔です。地味に作業スペ-スを取るので鍵盤数の少ない小型でシンプルなものを選んでおけば無難です。

 

 

 

 

 

モニターヘッドホン

 

ヘッドホン

 

モニタリング用のヘッドホンですな。音楽制作に限らず、動画編集やゲームを制作するなど少しでも音を扱う人は必ず購入しておきましょう

 

モニターヘッドホンは一般的なヘッドホンとの違い、音に余計な加工がされていません。よく家電量販店で売られているヘッドホンで「迫力の重低音」とか「華やかなサウンドを」とか書いてありますが、あれは再生機器が低音をブーストしたり高音を押し出したりと、音に加工を加えています。

もちろん観賞用としては良いと思いますが、制作用には向きません。音が加工されていると自分がどんな音を作っているのかわからなくなるので、低音と高音の基準がグチャグチャになってしまいます。

 

人間の耳というものは不思議なもので心地よい音は全く気にならないのに、少しでも変な部分があると途端に気持ち悪く不愉快になってしまいます。極端な話しですが、音が少し悪いだけでその作品の良さが半減することだってありえるんです。

作ったときはバランスが取れていてもリスナーが聞いた時にやたら低音がうるさかったり、聞こえなかったりとろくな事がありませんし、作品に触れてくださる方に失礼です。これだけは絶対に買いましょう。金が無い?バイトでもしろ!!

 

・オススメのヘッドホン

 

これはもう定番中の定番のSONYのMDRーCD900ST

 

最初のモニターヘッドホンはこれを買いましょう。日本の音楽業界で最も使用されているヘッドホンです。とりあえずこれを買って制作だけじゃなく、鑑賞としてもガンガン使ってみましょう。良い音の基準を知ること、プロが聞いている音を聞くことが大切です。

 

 

もう一個定番。SONYのMDR-7506

 

こちらも世界中で人気のある定番機種です。

嫌な言い方をするとMDRーCD900STに比べ全体にまとまりがありません。逆に言うと一つ一つの音がクッキリ聞こえるため、音作りに重宝します。個人的にはこっちのほうが好き

ピンポイントで音を作りたいギタリストなんかはこっちの方が使い勝手が良いと思うよ

 

 

 

 

モニタースピーカー

 

モニタースピーカー

 

モニタリング用のスピーカーです。ヘッドホン同様で音に加工を加えず作った音を忠実に再生してくれます。

ヘッドホンで細かな音の調整や音色を作っていき、スピーカーで全体のバランスや空気感を調整行うと音がキレイにまとまります。

 

 

モニタースピーカー購入前に注意

 

あると強力な武器になることは間違いないのですが、注意しておくことがあるので書いていきます。

 

・騒音にならないように

一軒家や周囲に誰も住んでいないのなら問題ありませんが、アパートやマンションに住んでいる人は購入しない方が良いかもしれません。確実に苦情を言われます。

部屋を防音にすれば良いんじゃね?と思うかもしれませんが、よっぽど完璧に行わない限り低音の振動は消せません。たまに車でズンズン鳴らしている人がいますが、中途半端な防音ではアレになります。

音量を絞るという手もありますが、あんまり小さい音量で再生してもまともなモニタリングができませんので、購入前に音をしっかり鳴らせる環境か確認しましょう。

 

 

 

 

 

外部音源

 

外部音源

 

音源の拡張パックですね。DAWにも最初からメチャクチャたくさんの音が入っているんですがショボいもの、使えないものが多いので音を買い足していきます。

 

具体的にどんな音がするかサンプルを貼っていくので確認してみてください。

 

ベースの音源サンプル。最初はベース専用の音源。後がDAW付属の音源

※演奏しているフレーズは同じものです。両方共スラップベースの音を使用しています。

何となく聞いてわかると思いますが、音源のほうが音に迫力があると思います。

 

 

あとはギターの奏法なんかも専用音源を使うと簡単にできます。

↓ミュートやハーモニクスを使ったギター音源サンプル音量注意!)

DAW付属の音源ではギター奏法ができない(出来なくもないが死ぬほど面倒だからヤダ)ので割愛してます。

 

 

こんなふうに外部音源は良い音や奏法を事前に用意してくれることで制作クオリティの向上と制作時間の短縮ができるのですが、これは最初のうちは買わないほうが良いと思います。

外部音源といっても様々な種類があり、必要な音源は作りたいジャンルや制作環境・予算によって全然変わってきます。

 

値段が高いので買うタイミングを考えよう

 

ものにもよりますがマジで高いです。

ベース音源のサンプルで使ったソフトは「trilian」というベースの定番音源ですが、これが約¥35,000。ギター音源は約¥30,000くらい。このくらいは可愛いもんで、高いものは¥100万近くするものまであります。音源はDAW機材の中でも一番金がかかるもので、一通りの音源を揃えようと思うと¥50万くらいは用意しておかないと厳しいです。

 

ただし、安く買う方法があってセールの時期を狙うこと。

音源会社によってはチビるほど大幅な割引を用意してくれます。例えば正規価格より半額!(←バカなの?)とかギター音源2本まとめて買えばついでにもう1本無料!とか様々。タイミングを考えないで買ってしまうと後になって血の涙を流します。

 

あとはちょっと長期的ですが、円高の時期を狙うこと。音源は海外製のソフトが多く円高の時期は値段が下がります。実際ぼくが「trilian」を買ったときはちょうど円高の時期だったので¥20,000で買うことが出来ました。セールと組み合わせるとメチャクチャ値段が下がるので、良くタイミングを考えて購入しましょう。

 

 

音楽ジャンルによって買うものが違う

 

当たり前のことなんですが作りたい音楽ジャンルによってオススメの音源が全く異なるので注意。

例えば他のDTM機材紹介サイトで必ず紹介されているこちらの音源

 

この音源はマルチ音源と呼び、ギター・ドラム・ストリングス・シンセサイザー…等々とにかく色々な楽器の音が詰め込まれた音源のパックです。たくさんの種類の音が入っているため不特定多数の人にオススメはできるのですが、これをいきなり買うのはオススメしません

というのもこの音源はたくさんの種類の音源が手に入りますが、ぶっちゃけ使い物にならないものも多数あるからです。

 

この音源はEDMやドラムンベースを作るのに使うシンセサイザー(Massive)音作りに使うエフェクター(Guitar Rig)が異常に特化しています。が、それ以外は専用音源を使ったほうがずっとクオリティの高い楽曲が作れます。簡単に言うとマルチ音源だけど作りたいジャンルによってはあまり役に立たないってことですな。

KOMPLETEはグレードがあり、最高グレードで約¥100,000 真ん中が約¥50,000 最低グレードが約¥20,000です。何も考えないでいきなり最高グレードのものを買うよりも、専用音源を2~3種類買った方がいい人もいます。

 

具体的に言うならバンド物のJ-Rockを作りたい人は同じ\100,000を使うならこっちの方がずっとオススメです。

 

ドラム音源

 

ベース音源

 

アコギ音源

 

Waves Gold Bundle(エフェクター音源)

 

 

上記を揃えればシンプルなロック音楽としては最高の環境で制作できます。

オススメだから!と買う前に自分がどんなジャンルの音楽を作りたいか、どんな音源が必要なのかしっかり把握したうえで購入しましょう。KOMPLETEはそこまで考えて購入すれば強力な武器になるし、その武器を使いこなすことができます

 

 

最後に

 

最後に言っておきますが、ここに挙げた機材別に買わなくても良いんです。

大事なことは持っていることや買うことではありません。音楽なんぞ道具を使っても使わなくても正直どっちでも良いんです。リスナーが聞きたいのは高価な機材を使った洗練された音楽ではなく、感動する音楽です。極論を言えばアプリ一つダウンロードすれば音楽なんて作れます。

ただ作りたい音楽があって、それを形にするために何か足りていないものがあるなら、補いきれないものがあるなら、その時は道具を使えば良いんです。ってことで良い曲できたら聴かせてください

 

 - アレンジ, コツ ,